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根管治療について

根管治療とは?

根管治療は歯科医師の心の根幹をなす最も重要な治療です。


建物で言えば基礎工事の部分で、あとの仕上がりがどんなにきらびやかで、立派でもここの手抜き工事があれば、砂上の楼閣になってしまいます。近年話題になった耐震構造偽装マンションはまさに経営至上主義から狂ってしまった建築業界の理念が露呈した事件だったと思います。
時折、根管治療がしっかりなされないまま、きれいなセラミックがかぶせられていることがあるのですが、何かよく似ていると感じています。澤田歯科では根の治療に手抜かりのないように十分時間をかけて、ていねいに確実に行っております。


根管治療は、根の中の管をファイルという器具できれいに掃除をして、最終的に薬(ガッタパーチャ)をつめます。
後々悪くならないように、隙間なく薬(ガッタパーチャ)で密閉することは非常に困難な治療です。


虫歯の初期の段階では神経をとらないで虫歯治療を行いますが、痛みを伴う虫歯の場合には、神経を取り除くことになります(抜髄)。また過去に神経を取り除いた歯が、痛み出すこともあります(感染根管治療)。


澤田歯科では、根管治療後たまたま治ったとか、やっぱり治らないとかいうことのないように、しっかりと時間をかけて、確実なRET深田法(※)により根管治療を行っております。

根管治療の流れ

根管治療の流れ

根管治療の症例写真

下の症例は、治療後、根の先の溶けた骨が再生しているのがわかります。

根管治療の症例写真

根管治療の症例写真

根管治療の症例写真

根管治療の症例写真

根管治療の症例写真

東京四谷で開業されている深田邦雄先生(深田口腔顎難治疾患研究所所長)が考案された世界に誇れる根管治療法です。深田先生は28年前、当時まだ混乱していたウォーム・ガタパーチャ・テクニックという根管治療の一手法に、世界で初めて応用物理学のレオロジー理論を導入し、極めて安全・精緻な治療法を確立しました。
RET深田法は本来、幾つかの特許にからむ事項を含んでいますが、先生は事実上その権利を放棄され、歯科医療の向上のため、秘伝とも思われる技術を若輩の私たちに惜しげもなく公開・指導されています。したがって、RET深田法は自由診療的高度な治療行為であるとご理解ください。RET深田法は技術的に優れているだけではなく、その背景となる歯科医療理念そのものが生命倫理に基づいた秀逸なものでもあります。